市川孝さんを訪ねて
 
 市川孝さんの陶展「卅春、茶菓花器事」にておもてなしする花を探しに。
 日々、市川さんが作陶されている土地の空気をそのままお客様にも感じてもらいたいという気持ちから始まりました。
 
 京都では桜が咲いているというのに伊吹山は今も雪が降り続いています。
 伊吹山中腹の窯場には雪が残っていたのでまだ草花は咲いていませんでしたが、伊吹山麓の窯場やご自宅裏の工房周辺には春の訪れを感じる草花が地面いっぱいに広がっていました。
 
 春風に運ばれてくる青い匂いが心地よく、草木の息吹を感じました。